人体の解剖学(神経系)

前回、人間の体はどのように区別しているのかを勉強しました。
今回から「器官系」「器官」をほんの少しだけ詳しく見ていきます。
まずは、

神経って何をしているの?

神経は、あらゆる連絡網の働きがあります。
転んだ痛みを伝える神経
腕を動かす信号を送る神経
食べたものを消化する胃液を出させる神経
などなど。
 

神経系

神経系は「中枢神経系」と「末梢神経系」の2つに分けられる。


①中枢神経系

「脊髄」と「脳」の2つからなる。

脊髄

脊髄の長さは約40cm。太さは約1cmほどで円柱状となっている。脊柱管の中におさまっている。
ここから末梢神経である脊髄神経がそれぞれ出ていく。

脳は脊髄が膨張して出来上がった構造をしている。
たくさんの働きがあるので、別の機会に詳しく取り上げましょう。脳科学という分野もとってもオモシロく、競技にも活かせると思います。


②末梢神経系

「脳脊髄神経」と「自律神経」の2つに分けられる。

1:脳脊髄神経
  • 「脳神経」
  • :脳から出ている神経。
    :12対ある神経で、それぞれに大切な働き・役割がある。

  • 「脊髄神経」
  • :脊髄から出ている神経。
    :31対ある神経で、出入りしている高さによって5つに分けられる。

    1.頚神経:8対
    2.胸神経:12対
    3.腰神経:5対
    4.仙骨神経:5対
    5.尾骨神経:1対

    ※以上の5つと合わせて、背骨の数も調べてみよう!


    末梢神経系は、神経の働きにより「求心性」と「遠心性」の2つにも区別される。

    ①求心性神経
    末梢からの刺激を中枢へ伝達する。(感覚神経)とも呼ばれる。

    ②遠心性神経
    中枢から末梢へ興奮を伝える。(運動神経)とも呼ばれる。
    ※運動神経には手足を動かすコトだけでなく、内臓の働きや分泌を促す神経もある。


    2:自律神経

    自律神経の働きは、
    心臓・気管・消化器・膀胱・汗腺・瞳孔などの臓器の働きを調整する神経。
    自分の意識が直接的に、自律神経の働きに関係しない。
    交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)の2つがある。

    交感神経

    活動モードの神経。
    「闘争と逃走」の神経とも呼ばれる。

    副交感神経

    休息モードの神経。
    リラックスしている時、睡眠中に主に働く神経。

    ※スポーツ選手にとっても、交感神経と副交感神経のバランスが重要です。
    試合の時、良いコンディショニング・パフォーマンスのカギとなるでしょう。
    ケガや故障の期間も、回復・復帰を早めるために大事なトコロです。
    まずは、自分のチカラで「自律神経」について調べてみよう!