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競い合う。

小学6年生の時、
人と競い合うことが無性にイヤになった時期がありました。

今、考えると負ける事が怖かったのだと思いますが「競争」というものがイヤでした。
誰かに順位をつけられて、1番、2番、3番と呼ばれることに怒りすら感じていました。

自分の気持ちを変えてくれたのが「タイム」というものでした。
今までは「誰か」との競争でしかなかったものが「昨日の自分」との競争という側面を
発見できたことで自分の世界を大きく転換することができました。

練習を積み重ねることで少し速いタイムがでる。
前の自分を越えることができ、少し自信がつく。
また、練習したくなる。

このころから1/100秒を争う「スピードの世界」にグングン引き込まれていったのだと思います。
今は競技というものが大好きです。
自分の力を出し切り、自分の立っている位置を確認して、さらに上を目指す。
タイムは自分を裏切らない。
悪いタイムは、必ず自分の至らなさ、怠け心を示す結果であり、
良いタイムは、自分の努力が実を結んだ証である。

ダッシュっ子のみんなにはどこまでも羽ばたいていってほしいです!!

人生という競技はまだまだ先が長いぞと自分にも言い聞かせている
三条校 サトウタカエ でした。

リミッター

人体にはリミッターがついています。
リミッターがついていることで、自分の身体を守っています。

脳が制御しているのです。

しかし

その制御を外さなければ、
大きな躍進を遂げることはできません。

競泳は、自分の手足を動かさなければ前には進みません。
誰も助けてはくれません。

大会の時に興奮状態から、
リミッターを外せることもはりますが…

日頃の練習に勝るものはありません。
練習は嘘をつきません。
1日1日を一生懸命頑張ってもらいたいです。

追伸
新津校の渉くんのレース後の言葉と
その仲間たちに感動しました。
小学生時代を知る一人として、成長を感じました。

『継続は力なり』

継続した者にしか、辿り着けない境地に来たな!

渉くん、よく頑張ったな!

 好天に恵まれた県高校総体3日間で、
顔が真っ赤になったベイマックスです。

渉くんの、北信越大会への道は最終章になります。

今日はいよいよ最終日。
まだ北信越大会の切符を手に入れていない渉くん。

北信越大会の切符を手に入れる為には、
今日1番目のレースである400mメドレーリレーで、
三条高校チームは8位以内に入賞しなければなりません。

メドレーリレーの説明をしておきます。

400mを4人で100mずつ
背泳ぎ ⇒ 平泳ぎ ⇒ バタフライ ⇒ 自由形の
順で引き継ぎながら泳ぎます。

ちなみに、最後の自由形を背泳ぎや平泳ぎ、バタフライで泳ぐと
失格になります。メドレーリレーの場合、自由形だから何でも泳いで
良い訳ではありません。

女子のメドレーリレーが終わり、男子が始まります。
男子は2組。
渉くんの三条高校チームは1組目。第2泳者として平泳ぎを泳ぎます。

三条高校チームとしては、何とかこの1組目で1位をキープしないといけません。
悪くても、2位をキープ。
2組目のチーム全員が、1組目のチームより早いとは限りません。
失格も、リレーでは多い事です。

ヨーイ、ポーン!
電子音のピストルで、9チームがきれいにスタートしました。

まずは背泳ぎです。
第一泳者の背泳ぎの選手は先頭からかなり引き離され8位で渉くんが引き継ぎました。

まずい!

一瞬、そう思いかけたベイマックスでしたが、気を取り直して咆哮を再開しました。

渉くんは、引き継ぎがかなり上手。浮き上がってからグングンスピードを上げ、1人、2人、3人と
抜いて行き、とうとう3位まで浮上して、次のバタフライに引き継ぎました!

いける!

3位で引き継いだバタフライ選手は1人抜かれ、4位でアンカーに引き継がれました。
アンカーの選手もそのまま4位でゴール。

これはかなり厳しい。

次の2組目を祈るように見つめます。

2組目は強豪校がひしめく組。
激しく水しぶきを上げながら、全チームがゴール。

2組目が全員ゴールした突如、電光掲示板のタイムが消えました。

どこかのチームが失格したな。

4位でも、決勝にいけるかも。

2組目では1チームが泳法違反で失格となりましたが、
三条高校の決勝進出は成りませんでした。

決勝を逃してガックリとうなだれる渉くん。
うなだれている渉くんにベイマックスは声をかけます。

渉くんは涙をボロボロ流しながら、

「 コーチ、水泳やってて良かった。」
「 水泳すげー楽しかった。 」
「 コーチが高校3年まで水泳続けろって意味がやっと分かりました。 」

この言葉で、コーチを続けていく事ができます。

最上級の言葉です。

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     【 ラストレース お疲れ様! ダッシュ新津の後輩から祝福の言葉 】

渉くんは、将来数学の高校の先生になる夢があり、新潟大学を受験する予定です。
その大学でも水泳部に所属して、今度はインカレを目指すそうです。

夢は、たくさんのものを継ないでくれます。

そうメドレーリレーのように!