悔しい気持ちのその先を

選手は今春の短水路シーズンも後半戦です。
今現在の状態に目標を達成し満足している選手、さらにその次の目標を見据えている選手、
まだ目標に届かず悔しい思いをしている選手、なかなか上手くいかずに少しモチベーションが
低下している選手などなど、競泳の結果だけを見れば様々な状態の選手がいます。
あと1秒、あと0.1秒、あと0.01秒で悔しい思いをしている選手を見ていると、
どうしてもその感情から一時的に(選手によっては2、3日?)投げやりな態度に
なっていることが多いです。当然ダッシュの選手にもいます。
よく考えてみよう。よく振り返ってみよう。よく先を見てみよう。
一時的に感情的になるのは良いよ。人間だもの。コーチ達だって、そういう時はある。
完璧な人間ではないから。
でもその結果から学ぶことを忘れちゃいけない。
とりわけダッシュの選手であれば、なおさら求めるものは高くなります。
―速いだけの選手はいらない。―
魅力的で自立した選手を目指していこう。
今日1回の挨拶や、目の前のゴミを捨てること、チームの仲間を応援すること、
そういったことが、あと○○秒の結果を変えてくれる要素だとコーチは信じています。
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