DASH卒業生

長谷川 潤さん

長谷川潤さん
生まれ:昭和50年 4月 3日
選手コース在籍年数:6年
黒埼中学校
新潟工業高校
新潟理容美容専門学校

聞きたい(選手編)

  • どんな選手でしたか?

水泳は好きで、中学校の時にチームに恵まれ、メドレーリレーで全国大会に行かせてもらいましたが、その他は、これといって個人で優秀な成績を残せるような選手ではありませんでした。
ただ、それでもダッシュに行く事は止めようとしなかったので、とても好きな場所だったんでしょうね。

  • 目標はありましたか?

中学校の時は、全国大会のメドレーリレーでの標準記録を突破する事を目標に取り組んでいました。
ただ、周りの皆より選手コースでの本格的な水泳の練習に入るのが遅かったため、毎日の練習についていける様になることで正直、精一杯だったかもしれません。

  • 選手コースで学んだことは何ですか?

中学校時代は目標をもち達成する事もできたのですが、その時のプレッシャーや燃え尽きてしまった感じからか、高校でも水泳を続けていても、中学校の時の自己ベストすら更新できず、長くて辛いスランプに入ってしまってるような時期が続きました。
そんな中でも、最後の最後、確かダッシュ内での小さな記録会という時に、ほんの少しだけではありますが、自己ベストを更新する事ができました。どんなに辛くても、続けていれば必ず結果はでるんだという事を学びました。
そして、その様な自分でも、選手コースのリーダーという大役を任せて頂き、チームのありがたさや、大切さ、難しさなどを学ばせて頂きました。

聞きたい(職業編)

  • 今の職業を目指そうと思ったきっかけ

(理容師、美容師)
工業高校に行く事で、それに関連した職業も考えたりしたのですが、やはり自分には向かないと感じ、自分の母親が理容室を営んでいたのも見てきていますし、元々自分自身が人に何かをしてあげる事、自分自身で何かを作り上げる事が好きでしたので、母と同じ理容師という道を選び、いつか自分が店を継ぐという夢をもつようになりました。

  • 辛いこと、悩むことは何ですか?

今はとても楽しんで仕事をしていますので、これといって辛いと感じる事はありませんが、常に、進歩していかなければいけない事、そういう気持ちをいつも忘れないで持ち続ける事は難しい事だなとおもいます。
あとは、いろんなタイプのお客様がいらっしゃるので、お客様の気持ちに、つねに寄り添い、でしゃばり過ぎず、離れないでいる事は難しい事ですね。

  • 大きな失敗はありますか?

新人時代に朝寝坊や刃物を使う仕事ゆえに、お客様を傷つけてしまった事などは大きな失敗ですね。

  • その失敗からどのような今に至りますか?

細かい事例はおいといて、大きな意味で気持ちのあり方で言えば、自分のおごりや、思い込みに気づかない事により、信頼や信用を無くしてしまう事があると思うので、いつでもそれには気を付けていたいです。

  • 最後に一言

今の自分の考え方、人との接し方、体力などでの基礎的な部分は、本当にダッシュで過ごした時期に養われた部分が大きく、そして、それが今の自分を凄く助けてくれていると感じてます。
ですので、皆さんも素晴らしい成績が残せれば、なおいいですが、そうではなくても続ける事のすばらしさや難しさが、後の自分の"宝物"と思える様に、ぜひ頑張って下さい。