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推進力

泳ぐときに推進力を直接的に生みだす要素は手と足で水を押したときに受ける抵抗を利用し前へ進む力にすることです。

しかし2018年に「クロールのバタ足は速くなる効果なし、むしろ水の抵抗増」(下記参照)という内容の論文が発表され話題になりました。論文の結論として「振れ幅の小さい、しなやかなキックを打ち、水をつかむ上半身の技術を磨くことがタイム向上につながるだろう」となっています。

つまりバタ足で大切なのは下半身を持ち上げ推進力を生みだしやすい姿勢を作り保つことです。

次に上半身についてです。論文の結論に水をつかむ上半身の技術を磨くこととあります。水を手で押したときに受ける抵抗を増やすことが推進力につながります。水を押すとき指先から手首までで押すのか、指先から肘までで押すのか、指先から肩までで押すのかで変わってきます。そして水を押すときの腕の角度などでも変わってきます。

水をつかむ技術が上がれば上がるほど水を押したときの抵抗が増えます。それをしっかり押せる筋力や技術が必要になってきます。

毎日の練習でいろいろなことを試し自分に合った推進力の高い泳ぎを目指していきましょう。

論文https://doi.org/10.1016/j.jbiomech.2018.05.027

どうやったら速くなりますか?

「どうやったら速くなりますか?」ということを選手の子たちによく聞かれます。なかなか子どもたちに説明するのが難しいですがなるべく分かりやすく答えていきたいと思います。

まず水泳における速さを言葉と数式に表すと

速さ=推進力-抵抗力

になります。推進力とは物を前へおし進める力、抵抗力とは外からかかる力に逆らったり、耐えたりする力です。つまり推進力は前に進む力、抵抗力はお水から受ける抵抗になります。

例えば推進力10抵抗力5の人は 10-5=5 で速さ5になります。

まとめると推進力を大きくし抵抗力を小さくすることで速く泳ぐことが出来ます。

推進力を大きくする考え方や抵抗力を小さくする考え方は次回以降に投稿します!

センスとは?

スポーツの世界でよく耳にする「センス」という言葉があります。「あの子はセンスがある」といった感じで使われます。具体的な意味としては身体の使い方がうまい時に使われることが多い印象を受けます。

センスは運動神経と似ている部分があります。先日運動神経についてすごく良い記事を目にしたので紹介したいと思います。

https://note.com/daitamesue/n/n86e8b0f1b0f9

陸上のオリンピック代表に選ばれたこともある為末大さんの書いた記事です。本人の長い競技人生での経験や感じて考えた事を発信していらっしゃいます。

この記事に出てきました①~⑤

①出力の大きさ
②身体で表現する能力
③外部の物体に合わせる能力
④身体感覚
⑤学習する能力

水泳において④身体感覚が競技力を上げていくうえでとても重要な要素だと自分は考えます。水泳は水の中という不安定なところでおこなう競技ですので自分の身体がどのように動いているか立体的に感じなければなりません。感じることが出来なければイメージとの差がわからず修正すらできません。

一般的に②身体で表現する能力が高いと「センス」があるとされてますが自分は④の身体で感じた事を⑤ですぐに修正できると「センス」があると感じます。