競い合う。

小学6年生の時、
人と競い合うことが無性にイヤになった時期がありました。
今、考えると負ける事が怖かったのだと思いますが「競争」というものがイヤでした。
誰かに順位をつけられて、1番、2番、3番と呼ばれることに怒りすら感じていました。
自分の気持ちを変えてくれたのが「タイム」というものでした。
今までは「誰か」との競争でしかなかったものが「昨日の自分」との競争という側面を
発見できたことで自分の世界を大きく転換することができました。
練習を積み重ねることで少し速いタイムがでる。
前の自分を越えることができ、少し自信がつく。
また、練習したくなる。
このころから1/100秒を争う「スピードの世界」にグングン引き込まれていったのだと思います。
今は競技というものが大好きです。
自分の力を出し切り、自分の立っている位置を確認して、さらに上を目指す。
タイムは自分を裏切らない。
悪いタイムは、必ず自分の至らなさ、怠け心を示す結果であり、
良いタイムは、自分の努力が実を結んだ証である。

ダッシュっ子のみんなにはどこまでも羽ばたいていってほしいです!!
人生という競技はまだまだ先が長いぞと自分にも言い聞かせている
三条校 サトウタカエ でした。